いざ、間取りを決めよう！
・「自由」って大変
さまざまなタイプの建築会社から、私は比較的自由な設計が可能な住宅メーカーを選びました。
一生に一度の買い物ですから、多少のことにも目をつぶらず、可能な限り自分の意見や理想を反映させたいと考え、それを実現してくれる会社を選びたいと思った結果です。
とは言え「自由」というのは便利なようで大変でもあります。
ましてや自分は住宅の素人なのですから、ゼロからあれこれを考えられるわけもなく…。
私の場合、間取りを決めるに当たり、その会社が公開している展示場や過去の事例の写真などを基に、大まかなイメージはお任せし、自分たちの意見を伝えて間取りを完成させていきました。
例えば家は玄関が広い方がどっしりして見えると思い、一般的な玄関よりも広めに面積をとりました。
設計当時、子どもは長男しかいませんでしたが、いずれもう１人増えることを想定し、完全には壁で区切らず、後に壁を入れて部屋を分けられるようなつくりにしてもらいました。
間取りの決め方は人それぞれでしょうが、せっかく注文住宅にするなら、スタンダードな住宅をベースに、自分の趣味や趣向に合わせてカスタマイズし、自分だけの家をつくりたいものです。