注文住宅購入までの流れ - 【姫路の注文住宅ナビ】工務店選びから完成までをすべて公開!

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注文住宅購入までの流れ

・自分の現在位置は?
「注文住宅を建てる」と決めても、何から手をつければいいか分かりません。
目的地だけが分かったところで、途中の経路を把握していなければ、その場所にたどり着けないのと同じで、まずは自分の現在位置を把握し、その上でどのような道筋を通れば目的地に行けそうかという流れを大まかにイメージすることが必要です。

・子育て費用は住宅より高い
それでは自分の置かれた状況の分析です。
預貯金はいくらあるか。年収は今後どれくらいの伸びが期待できるか。それに対して支出はどう増減するのか、などが検討材料です。
今は子育て世代向けの支援策が充実しており、例えば保育料は原則として無償化されました。
それでも、幼稚園、小学校、中学校…と進んでいけば、習い事や学習塾の月謝、洋服代、食費などがかさみます。
子どもが大学を卒業するまでにかかる費用は、公立か私立かによって異なりますが、2500万〜4000万円とされています。
2人だと倍ですから、実に5000万〜8000万円です。
住宅が安く見えるような金額ですが、こうした莫大な出費があることを念頭に、予算の総額を決めましょう。
家庭によっては、住宅を建てられる未利用地があるかも知れません。
私の知り合いには、結婚したら夫の親が息子夫婦のために住宅用地を贈る、という風習のある地域の出身者がいます。
土地がタダで用意できるなら全体の予算を下げたり、建物により多くの金額を割り当てられたりします。
予算の想定に当たっては、こうした地域固有の事情も加味しましょう。
土地がなければ探すところから始めます。
「建築条件付き」の土地は特定の住宅メーカーと契約することが前提となっており、自由にメーカーを選べるわけではありませんので注意が必要です。

・理想の住宅をイメージ
予算決めと並行して、理想の住宅のイメージを膨らませるとよいと思います。
もちろん、最初は具体的な想像が難しいでしょうから、外観のテイストや自分の趣味に応じて必要な設備などを思い浮かべてみてはいかがでしょう。
それらのイメージをつくりながら、各住宅メーカーのホームページや完成見学会を通じ、予算の制約と自分のイメージに合う会社を選びます。
社員の方の雰囲気なども見ながら各社を見比べ、意中の会社が決まったら具体的な打ち合わせに入ります。
せっかく注文住宅にするのですから、自分の家族の現状、将来の姿をなるべく詳細に伝え、具現化しましょう。
間取りやコストが決まったら、仮契約、請負契約と進みます。
この過程で、住宅ローンを組む必要がある人は、どこで、いくら分のローンを組むかを検討します。
こうして建物の面、金融の面で準備が整い、いざ着工に進むわけです。