どんな住宅ローンを組むべき? - 【姫路の注文住宅ナビ】工務店選びから完成までをすべて公開!

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どんな住宅ローンを組むべき?

・長期固定は安心
頭金の金額が決まり、予算総額がイメージできたら、注文住宅の設計と並行してローンの検討に入りましょう。
ローンは大きく分けると長期間にわたり金利が固定されるタイプ、数年おきに金利が変動するタイプの2種類があります。
固定タイプは住宅金融支援機構のフラット35に代表され、最初にローンを組んだ際の金利が支払いを終えるまで変わりません。
変動タイプは市中の銀行などが提供するローンで、2年などの期間ごとに、その時々の金利に見直されるタイプです。

固定型はローンを組んだ段階で支払い総額が確定するので、長期的な視点で返済計画が立てやすい利点があります。
ある一時点で比べると、基準となる金利は変動型よりも高いですが、後に金利上昇の局面が訪れた際、変動型の適用金利を下回ってトータルで割安になります。
例えば3000万円のローンを35年払いで組むと、金利が1%上がれば、支払い総額は約600万円も増えます。
足元が低金利で、将来的に金利の先高感があるケースに適しているでしょう。

・金利変動リスク、プラスにも働く
変動金利はローンを組む時の長期の金利より低いのですが、金利変動リスクをそのまま抱え込みます。
こうしたローンが向いているとすれば、返済期間が短い場合でしょうか。
金利が上がる前に返してしまうということです。
もちろん、逆に金利が下がった際は数年おきに恩恵を受けられますから、この点は長期固定型と比べてメリットが大きいと言えます。
どんなローンを組むべきなのか。
私の場合、金利の先行きを素人が読むのは難しく、最近は空前の低金利時代ですから35年ローンに決めました。
選択に当たっては将来にわたる自身の経済力の見通し、リスクへの考え方などを見つめ直し、適切な商品を選びたいところです。